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あなたの笑顔  わたしの涙  ≪ 4話 ≫
玄関を入ると母親が心配そうに、リビングから出てきて

「大丈夫だったの?」そう聞いてきた。

「うん 大丈夫だよ。今日は男の子に送ってもらったし・・・

 あっ昨日助けてくれた男の子に送ってもらったの」

「今日も送ってもらったの?」

「今日ね 彼の学校にお礼を言いに行ったの。

 そしたら彼のお友達とマキが知り合いでね、みんなでカラオケ行ったの」

「そう、でも遅くなると心配だわ」

「ごめんね 心配ばかりかけて・・・・」

「もう少し早く帰ってくるようにしてね」

「ごめんなさい」母親に謝りながらも心では

だって楽しかったし亀梨くんともっと話ししたかったんだもん・・・そう呟いていた。

理央奈は自分の部屋に入り、制服を着たままベットの上に転がった。

思い切って彼に、亀梨くんに会いに行ってよかった。

まさか、メアド交換できるなんて思ってもみなかったなぁ

あっメールしといた方がいいかな?

それとも、うざいかな?

あ~どうしたらいいんだろ・・・・

でもメールして良いって言ってくれたし、もう一度お礼言いたい!

「今日は送ってくれて、ありがとう 気をつけて帰ってね 

おやすみなさい   理央奈」

たったそれだけのメールを打つのに、何度も書き換えて

震える指で送信ボタンを押した。

あ~ぁ 送っちゃったよ・・・・・ 携帯を握り締め呟く理央奈

すると数分後、亀梨から返事が返ってきた。

「またな おやすみ」たったそれだけのメールなのに

理央奈にとっては、特別なメールになった。

夜寝るまでに、その亀梨からのメールを何度にやけながら見たことだろう。

帰り際「じゃあ またな」って言った彼のやさしい声が、耳に残って離れない。

結局、理央奈は携帯電話を握り締めたまま眠ってしまった。




一方、赤西に送ってもらうことになったマキは、赤西にあることをお願いした。

そう偶然聞いてしまった理央奈の思いを亀梨に言わないようにして欲しいと・・・

「もう理央奈の気持ち分かってると思うけど、絶対に亀ちゃんには言わないでね」

「言わないけど、分かるだろ!どう見ても亀のこと意識してんじゃん」

「亀ちゃんが気付くのはいいの。それはそれで・・・・

 でも他の人から聞くのは違う気がするの。もし言うなら理央奈の口から

 言わないとダメなんだよ 絶対に」

「ねぇ 理央奈ちゃんってホントに彼氏いないの?」

「彼氏どころか、今まで付き合った人がいないんだよ。

 正真正銘 亀ちゃんが理央奈の初恋なの だから大事にしてあげたいの」

「マジで?あんな可愛いのに彼氏いなかったんだ・・・・」

「正直モテるよ。今までに申し込まれた数なんてわからないくらい。

条件だけでみれば、文句ないって人もいたし・・・・

でもすっごい好き!って思う人じゃなきゃイヤなんだって」

「それが亀なんだ」

「うん そうみたい」

「わかった 俺からは何も言わない・・・・・あっ」

「何?まさかもう何か言ったの?」驚いてマキは赤西の顔を見た。

「いや さっきカラオケで『もうちょっと優しくするとか、話しかけるとかしろ』って」

「ばか!人に言われて優しくされても嬉しくないよ」

「それは大丈夫! 亀は人に言われたからって優しくするタイプじゃないから」

「じゃあ 何で言ったのよ」

「・・・・・・・・・・何となく?」小首をかしげてかわいく赤西は答えたが

マキは赤西の答えに呆れてため息が出た。

ホント大丈夫かなぁ・・・・



それからと言うもの、放課後駅前で待ち合わせて7人で遊ぶことが多くなった。

遊ぶと言ってもお金のない学生だから

いつもカラオケやゲームセンターに行けるわけではない。

大抵は街中をブラブラしたり

ファーストフードの店で何時間も話していたりするだけなのだが

それでも理央奈にとっては亀梨と同じ時間を過ごせる大切な時間だ。

そして帰るときは必ず亀梨が家まで送ってくれる。

いつものように皆と駅前で別れ、理央奈の家に向い歩き出す二人。

「そういえばさぁ・・・・・」亀梨が話し始めると理央奈は亀梨の顔を見た。

「お前ってずっと『亀梨くん』って呼ぶな なんで?」

「・・・・・・・・・・・・・・」

「いや 別に呼び難いんなら『亀梨くん』でもいいけど」

「一緒じゃイヤなの」理央奈がポツリと呟いた。

「えっ何が?」

「マキや涼子と同じ呼び方したくないの・・・・・それだけ」

亀梨は恥かしそうに下を向いて、そう呟く理央奈がかわいいと思った。

「変なの・・・呼び方なんてどうでもよくね?」

「そんなことないよ」理央奈が顔を上げて、はっきりとした声で言うと

亀梨はフッと笑って理央奈の顔を見た後、また前を向いて歩き出した。

すると理央奈は最初からずっと思っていたが、言えなかった言葉を口にした。

「あのね・・・・・・・・・」

「ん?」理央奈の方を向く亀梨

「ホントは『和也くん』って呼びたいなって思ってたの」

理央奈はまた俯いて話している。

「いいよ」

思いがけない亀梨の返事に理央奈は顔を上げて、亀梨の顔を見た。

「ホントにいいの?」

「いいよ でも、あいつらの前で呼ばれると冷やかされそうだな」

「わかった じゃあ皆の前では呼ばないね」

理央奈は嬉しくてニヤける顔を亀梨に見られるのが恥かしくて

また下を向いて歩いた。

二人で他愛もない話しをしながら歩いていると、また誰かの視線を感じて

亀梨は立ち止まって振り向いた。

その場所は、いつも亀梨が視線を感じて立ち止まってしまう路地。

なんでいつもこの場所で誰かの視線を感じるんだろう?

何か気味悪りぃ場所だな・・・

理央奈を送っていく度に感じる気持ちの悪い視線

でも亀梨が一人帰る時には、同じ場所を通っても何も感じない

それが意味するものが何なのか、この時の亀梨にはまだ分かっていなかった。

理央奈の家に着き、いつものようにさよならをする。

「じゃあ またな」

「送ってくれてありがとう・・・・・・・・・・和也くん」

理央奈は自分で「和也くん」って呼びたいと言ったくせに

いざ呼んでみると恥かしさで耳まで真っ赤になってしまい

亀梨の顔を見ることも出来なかった。

そんな理央奈の表情を見て

亀梨まで照れくさくなってしまいフフッと下を向いて笑った。

そしてまた、「じゃあな」そう言って駅の方へ歩き出した。

理央奈は亀梨の後姿を見ながら、自分の中の押さえられない気持ちを感じて

苦しくて切なくてでも愛おしくて、何度も小さくため息をついた。



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  • かおりん
  • こんばんわ。
    新しいお話始めて下さったんですね。
    ごめんなさい、昨日気づいて。。。。。

    嬉しいです。
    また、新しい亀梨くんに会えて。。。。。
    明日からは耕作くんも 始まるし、
    2つの亀梨くんが楽しめて
    今年も 亀梨くん三昧で行くぞ~って
    テンション上がっています。
    続きも 楽しみにしています。
  • かお
  • な~んかほんといいねぇ~ヾ(≧∇≦*)ゝ 高校生の頃の自分の恋愛を思い出したぁ~!まだ純情だったころ(笑)

    りおな・・めちゃ可愛い!! 「和也くん」 ってあたしも呼びた~~い!!
    二人の今後の発展がめちゃ気になるぅ~!!
    純愛もいいねぇ~♪胸がキュンキュンするぅ~~(//▽//)
  • cocolo
  • 切ない恋?
    hirariちゃん。こんばんは。
    胸キュンキュン!!恋のはじまりはそうだよね。
    私が...亀梨和也に恋に堕ちたときもそう。
    そして、今も...そう。
    高校生に戻らなくても...今、かめちゃんに抱いている想いとかさねると....同じだよ、りおなと。

    報われない...恋。
    叶わない......恋。

    でも、追わずには...いられない。
  • かおりんちゃんへ
  • ジミ~に連載していくんで、良かったら読んでやってね

    楽しんで貰えるといいなぁ
    またまた長編になる予定なのでよろしくね(^^ゞ
    年明けから亀三昧の日々
    楽しくて仕方ないね(≧∇≦)~~*
    幸せだ~!!!!

  • かおちゃんへ
  • こんな時代あったね?
    純情だったよね・・・昔は!(笑)
    いえいえ 今だって・・・・・・???

    自分に置き換えて書いてるんだけど
    あたし、こんなに可愛くないですが、何か?(笑)
    これからもキュン♡してもらえるかなぁ・・・・
  • cocoloちゃんへ
  • 完全に恋煩いのcocoloちゃん
    胸キュンしてるのね?
    突然来ちゃった恋に戸惑い
    でも止められない思い・・・・今の自分と重なっちゃうね
    こんなに純じゃないけど・・・( ̄∇ ̄;)

    小説の中くらい、ラブラブでいたいですネェ
  • haruru
  • 恋って始まってしまうと、止められないんだよね。
    みんなと違う呼び方?こんなことが大事なんだ!
    もうずいぶんと前に忘れてしまったような・・・
    たったひと言の言葉が嬉しいなんて、可愛いな!
    でもそうかもね。
    昔(?)は電話するのに、勇気いったのよね!
    やだ!そうです・・・携帯なかった時代なんです・・・
  • えみりん
  • hirariさんへ
    5話 すごくきになる展開です。頭の中で空想のドラマが展開されてとまりません。6話を楽しみにしています。 
  • えみりんちゃんへ
  • この前はメールありがとうね

    あたしの文章で想像してもらえるって
    すっごい嬉しいです ありがとう
    また次が読みたいって言ってもらえるように
    がんばります(*^^)v
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    申し訳ないのですが、分からないこともあるので。

    あとギャル文字は解読不可能なのでご遠慮いただきたいです。
    ホントに読めないんです。ごめんなさい。

    諸事情で隠しコメントは受け付けていませんし、コメレスもしていません。

    ごめんなさい


    ひらり
    プロフィール

       hirari

    Author:   hirari
    中1の男の子、小3の女の子の母です。

    亀ちゃんが好きすぎて息子に呆れられ、旦那に「うざい」と言われたちょっとアホな30代です。

    仁亀萌えしておりまして、腐った発言多々あります(笑)。

    今後もKAT-TUNと仁、両方を応援していきますのでよろしく!



    ひと恋の弘人で亀堕しました。

    めっちゃ長い「ひと恋」感想、小説「さがしもの ~弘人と菜緒~」など書いてますので、良かったら読んでやってくだパイ。


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    「LOST MY WAY」
    ~果たされた約束~

    魂での亀ソロを見て頭の中に浮かんで来たストーリーを小説にしてみました。

    切なくて甘いお話です。

    良かったら読んでみてください。


    -- E N D --
    .
    .
    オリジナル小説
    趣味で始めた小説
    まだまだ下手くそですが、少しづつ書き続けていくので良かったら読んでください。

    「さがしもの 弘人と菜緒」
    ≪ 全25話+特別編 ≫

    「あなたの笑顔 わたしの涙」
    ≪ 全58話+番外編 ≫

    「LOST MY WAY」
    ≪ 全34話 ≫

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     「 傷つかないでね 」
     「 私の隣・・・ 」
     「 きっと 」
     「 あなたの心 」
     「 言葉 」
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