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あなたの笑顔  わたしの涙 ≪ 5話 ≫
それから3日後、マキの携帯に

「今日 放課後ゲーセン行くんだけど、どう?」と、赤西からメールが入り

「理央奈 仁くんたちからゲーセン行かないかってメール来たけど

 もちろん行くよね?」理央奈にそう聞いてきた。

「うん あっ今日進路指導で放課後呼ばれてるんだった・・・・」

「じゃあ 待ってるから、その後行こうよ それでいいよね? 涼子」

「いいよ 別に急ぐわけじゃないし・・・」涼子もそれを了解した。

「でも・・・・じゃあ先に行っててよ。後から行くから」

マキ達に悪い気がして理央奈はそう答えた。

「でも、あいつがいたらヤバいじゃん やっぱり一緒に行こう」

「じゃあさ 終わったら電話するから、途中まで迎えに来てよ

 それならいいでしょ?」

「そんなにあたし達に気を使わなくていいんだよ?」マキがそう言うと

「あんた達に気を使ってるんじゃなくて、亀梨くんたちに使ってるの!」

理央奈はちょっと意地悪く答えたが、マキ達にはそれが理央奈なりの

気の使い方だと分かっていたから「OK! じゃあちゃんと電話してね」

そう言って理央奈だけ後から合流することで納得をした。

放課後 マキ達は理央奈の進路指導が終わる予定の5時頃に

迎えに来る約束をして赤西達と待ち合わせている駅前に向った。

マキ達が駅前に到着すると、すでに赤西達は待っていて

「あれ 理央奈ちゃんは?」と聖がすぐに聞いてきた。

「今日進路指導があるから、後で合流するって」涼子が答えると

「大丈夫なのかよ?」亀梨が心配そうに言った。

「5時頃に終わるって言うから迎えに行くよ」マキがそう答えると

「いろいろ大変だな」赤西がポツリと呟いた。

「あたし達より理央奈の方が大変だよ 自由に動けないなんて・・・」

「いつになったら、あいつ捕まるんだろうね」涼子が苛立ちを抑えられずに

思わず強い口調で言ってしまった。

「まぁ とりあえずゲーセンに行こうぜ!」中丸が空気を変えようと

明るい声でみんなを誘い、6人でゲーセンに向いて歩き出した時

マキの携帯が鳴り、発信者名を見てマキは慌てて電話に出た。

「理央奈 どうしたの?」

「進路指導の先生が急用で明日に変更になった」

「マジで? じゃあすぐに迎えに行くから待っててよ」

「あたしも今そっちに向いて歩いてるよ 途中で会えるよ」

「何言ってんのよ あいついたらどうするの? 学校で待ってなよ」

「さっき確認したけど、いなさそうだったよ」

「あんた バカじゃないの!」

そう言いながらマキは学校の方に向いて走り出した。

「理央奈 迎えに行ってくるから先に行ってて」

赤西達にマキがそう言いかけた時

マキの携帯電話から理央奈の声が聞こえた

「マキ~!!!」

思わずマキは立ち止まり「理央奈 どうしたの? 理央奈?」

大きな声で理央奈に問いかけ、驚いた赤西達が駆け寄ってきた。

「あいつが後ろにいる! マキどうしよう!」理央奈の声が震えている。

「だから言ったのに とにかく走って!あたしもすぐに行くから

 携帯は切ったらダメだからね いい?」

「分かった」そう言った所で、理央奈は一気に走り出した。

理央奈は後ろを振り返る事なく

真っ直ぐにマキ達がいるであろう駅前に向かって精一杯走った。

マキ達も理央奈の元に急いだ。6人で・・・・

理央奈の目に前から走ってくる亀梨が見えたその瞬間

理央奈の腕を掴む男がいた。

そう理央奈に付きまとっているストーカーだ。

理央奈がビックリして声も出せず

その場に立ち尽くしているのが先頭を走っていた亀梨には見え

「理央奈~!」思わず大きな声でそう叫んだ。

ストーカーの男は亀梨の声に驚き、理央奈の腕を掴んでいた手を離し逃げていき

理央奈はその場に座り込み、亀梨は理央奈の顔を覗き込んで息を切らしながら

「大丈夫か?」そう聞いた。

理央奈は声が出ないまま、コクコクと何度も頷いて見せ、亀梨の腕を掴み

寄りかかるようにして、何度も何度も大きく息を吐いた。

その頃には他の5人もその場に辿り着き、理央奈に声を掛けた。

「理央奈 大丈夫?」

「ケガない?」

マキと涼子に問いかけられ、理央奈は頷き小さい声で「ごめんね」と答えた。

「なんで理央奈ちゃんが謝るんだよ くっそ~!」

赤西が舌打ちをして、悔しそうに言うと

中丸が思い出したように、大きい声を出して言った。

「あ~! 今さっき亀、理央奈ちゃんの事「理央奈」って呼び捨てにした!」

「あ~!!!!ホントだ。呼び捨てにしてた!」聖も付いて言い

「何 お前ら二人の時は呼び捨てにしてんの?」

赤西がニヤニヤしながら亀梨の顔を見た。

「してねぇよ」亀梨がポツリと言うと

「初めて名前呼ばれた」理央奈もポツリと答えた。

「そう言えば亀ちゃん、あたしや涼子のことは名前で呼ぶけど

 理央奈のことは『ねぇ』とか『ちょっと』って言うよね?なんで?」

マキも亀梨の顔をじっと見る。

「ふ~ん!!!!」全員が亀梨の顔をニヤニヤしながら見ると

「別に意味なんてねぇよ」怒ったように答えながら

亀梨は理央奈の腕を持ちながら立ち上がり

一人先に歩き出した。

そして、他のメンバーも一緒に駅に向いて歩き出す

「さすがに今日は帰った方がいいよね」マキがそう呟くと全員が頷き、

また週末にでも会おうってことで話が決まると

いつも迷惑をかけてしまう事が申し訳なくて理央奈はまた

「みんな ごめんね」って謝った。

「だから理央奈ちゃんが謝るのは違うだろ」赤西がそう言うと

涼子が「誰も迷惑だとか思ってないから、気にしないの」って

理央奈の背中に手を回して言った。

だけど理央奈の表情が暗く沈んだままなのは、言うまでもない。

駅について別れるとき、

理央奈がまた「今日はホントごめんね」って謝ろうとしたら

聖が「謝るのはなしな」そう言って理央奈の言葉を遮った。

理央奈はどう答えていいのか分からず、言葉を詰まらせ下を向いた。

そして小さな声で「みんな ありがとう」って呟いて潤んだ瞳で微笑んだ。

「じゃあ 帰ろうか」そう言って亀梨が先に理央奈の家の方に向いて歩き出すと

理央奈はみんなに笑って手を振りながら、亀梨の後をついて歩き出した。

「なぁ あの二人ってどうなってんの?」赤西がマキたちに聞いてきた。

「あたし達も知らないんだよね

 理央奈に聞いても、ただ送ってもらってるだけみたいだし」

「あの亀がね・・・・・」聖が呟くと

「あの亀ってどういうこと?」

涼子に聞かれて、聖がヤベって顔をして赤西に叩かれ

「ねぇ どういう事?」

マキが少し強い口調で聞いてくると、渋々赤西が答えだす。

「正直、亀モテるんだよな。

 今までも言い寄って来た女多いしそれなりに遊んでるし。

その亀が送っていくだけって不思議だな・・・・みたいな」

「あいつ面倒くさい女とか嫌いだから

 毎回当たり前みたいに送っていくことも不思議だよな」

中丸も不思議そうな顔をして答える。

「それって理央奈は特別ってことじゃないの?」涼子が聞くと

「好きなのかはわかんねぇけど

 今までの女の扱いと違うのは確かだよな」聖も呟いた。

「もう暫く様子見るしかないってことか」

そう言って赤西が改札口の方に体を返して歩き出した。

聖も中丸も何も言わなくても理央奈の気持ちには気付いているようだ。



理央奈を送っていく途中、亀梨がいつも嫌な視線を感じる路地に差しかかる。

しかし今日は嫌な視線を感じることもなく、ホッとするというよりも

嫌な胸騒ぎを感じ亀梨は何度も後ろを振り返りながら、理央奈の家に向った。

そして何事もなく理央奈の家に着くと、やっと少しホッと出来た。

「和也くん 今日はホントにごめんね。

あたしが軽はずみな行動とったから、みんなに迷惑かけてごめんね」

「お前さぁ 謝りすぎだろ 迷惑だって思ってたら送らねぇよ

 だからもう謝るのやめろよな」

「わかった。・・・・・・送ってくれてありがとね」

「あぁ じゃあまたな」そう言って駅に向いて歩き出しながら、亀梨は思っていた。

あの路地を通りかかった時の胸騒ぎはなんだったんだろう

まだ5時過ぎだし、俺の考えすぎか・・・・



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  • haruru
  • メール、もらってすぐ来ちゃったよ~!
    亀梨くんってやっぱりモテるんだ!
    なにげない優しさがカッコいいもんね!
    恋はどんどん進んでるね!
    でもこの先、ストーカー野郎さん(?)は
    どんなことをしてくるんだろう?
    亀梨くんが感じてる不安がなんなのか、
    もう気になって仕方ないよ~!

  • わい
  • 私の中で勝手に硬派な亀のイメージを作ってたので(モテるけど相手にしないみたいな)驚きとゆうか新しい亀ちゃんだぁ~☆ってワクワクしてます(^-^) なんかストーカーとすごい対決がありそうで…(≧▽≦)
    いま耕作亀ちゃん(&みじん切り玉葱と志村どうぶつ…とかのかわいい亀ちゃんも)とLips亀ちゃんが頭ん中グルグルまわってて… おかしくなりそうです。ってもう壊れてます。あ~ず~っと亀ちゃんだけ観てたいなぁ…
  • haruruちゃんへ
  • 読みに来い!みたいなメールだったね
    ごめ~ん(^^ゞ

    ちょっとした優しさの方が嬉しい時あるよね
    この恋どうしますかね?(笑)

    ストーカーさん 出てきちゃうよ?
    また亀ちゃんが優しいんだわ
    あ~話したい(笑)
    明日を楽しみにしててね
  • わいちゃんへ
  • 最初は硬派な亀ちゃんも想像したんだけど
    それだと竜くんになっちゃうから
    あえて反対にしてみたの どうかな?

    最近の亀ちゃんはビジュ良いし、かわいいし
    そしてエロいし(笑) 困っちゃうよね~!!!

    一日中 亀ちゃんだけ見て生活したいよ
    幸せだろうなぁ・・・・

  • ともやん
  • 一気に読んでしまいました!!もうきゃ~~~~~~~~~~~がとまりません!!!(笑)
    理央奈ちゃんって可愛い名前~~!!!
    大好きになったよ!!!
    亀ちゃんに家まで送ってほしいな~!!
  • cocolo
  • かめchanが...?
    hirariちゃん。こんばんは。

    小説...ドキドキしたよ。
    もしかして..亀ちゃん。襲われるの?って不安になってしまったよ。かめちゃんに何かあったらどうしよう???
    りおなも、私も、立ち直れない...かも?

    なんて、一人妄想に走ってしまいました。

    ちょっと...遊んでいたかめちゃんが
    このオンナだけは違う?...みたいな扱い。
    されたい。されたい。
    守られたい。

    つづき...読みたい。
    辛抱。辛抱(笑)。
  • ともやんへ
  • お~!!!一気に読んだの?
    お疲れ様でしたm(__)m
    名前は色々悩んだんだよね
    あたしもこの名前気に入ってるの!
    送ってもらいたね~!ついでに送り狼になってくれ(笑)
  • cocoloちゃんへ
  • 6話では、どうなるのかお楽しみに・・・・

    「和也くん」呼びもそうなんだけど
    自分だけ特別ってうれしいよね!
    亀ちゃんどんだけ遊んでたんですかねぇ(笑)
    その辺は想像にお任せで!

    続き読みたいって言葉
    ホントに嬉しいよ~!
    そうそう 辛抱辛抱!(笑)
  • runa
  • ん~っ!!名前の呼び方!!
    大事でしたよね~しかも好きな人に突然呼び捨てにされただけで、ドキドキしちゃいました!!
    あっ、でも理央奈ちゃんの場合は怖い時だったから羨ましがっちゃいけませんけど。
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    ホントに読めないんです。ごめんなさい。

    諸事情で隠しコメントは受け付けていませんし、コメレスもしていません。

    ごめんなさい


    ひらり
    プロフィール

       hirari

    Author:   hirari
    中1の男の子、小3の女の子の母です。

    亀ちゃんが好きすぎて息子に呆れられ、旦那に「うざい」と言われたちょっとアホな30代です。

    仁亀萌えしておりまして、腐った発言多々あります(笑)。

    今後もKAT-TUNと仁、両方を応援していきますのでよろしく!



    ひと恋の弘人で亀堕しました。

    めっちゃ長い「ひと恋」感想、小説「さがしもの ~弘人と菜緒~」など書いてますので、良かったら読んでやってくだパイ。


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    魂での亀ソロを見て頭の中に浮かんで来たストーリーを小説にしてみました。

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    良かったら読んでみてください。


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    まだまだ下手くそですが、少しづつ書き続けていくので良かったら読んでください。

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