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あなたの笑顔 わたしの涙 ≪ 25話 ≫
 
夜7時前 何だかんだと言いながらも3時間近く勉強をしていた亀梨と理央奈

亀梨はキリの良い所で手を止め

手を組み伸びをしながら部屋に置いてある時計を見た。

「もう7時じゃん 俺そろそろ帰るわ」亀梨がそう言うと理央奈も

「うん そうだね」そう言って思い切り伸びをした。

すると理央奈の部屋のドアをノックしてから、香理奈がちょこんと顔を出し

「和也くん いらっしゃい」って亀梨に声をかけ

亀梨も「こんばんは」とあいさつをした。

「なんだ ちゃんと勉強してたんだ?」って笑う香理奈に

「当たり前でしょ」って答える理央奈

「和也くん あなたも大変ね」って香理奈に言われ

亀梨は少し首をかしげながら苦笑いし

理央奈は「何が大変なの?」って香理奈に問いかけた。

「そういうところ」って香理奈に言われても理央奈にはピンと来ない

「あっ和也くん 夕飯食べて行きなさいよ お母さんもいいって言ってるし」

いきなり香理奈にそう言われて戸惑う亀梨に

「和也くん 食べて帰って!」理央奈が嬉しいそうにお願いをした。

「ホントに大丈夫なんですかね?」少し不安そうに尋ねる亀梨に

「あたしも一緒なんだし、大丈夫よ」そう言って香理奈は、もう一度

亀梨に夕飯を食べて帰るように促し部屋を出て行った。

鞄から携帯を取り出し、母親に電話し始め

「ごめん 夕飯いらないから・・・・ いや・・・・・まぁ・・・」

口ごもりながら話す亀梨と理央奈は目が合い「ん?」って顔をしている。

すると「だから・・・・・彼女んちでめし食って帰るから」

そう言って亀梨は少し怒ったように母親との電話をいきなり切った。

「え?今の電話いいの?」理央奈が驚いた顔で聞いてきたので亀梨は

「いつもあんな感じ」そう返事をして理央奈に

「お母さんにもうちょっと優しくしてあげたらいいのに?」って言われて

「今更優しくしろって言われても

 どうしていいのかわかんねぇよ」って首を傾げてる。

「どうして?だって和也くん、あたしにはいつも優しいじゃない」って言う理央奈に

「それは・・・・・・」そう言ったまま照れたような顔をして亀梨は黙ってしまった。



理央奈の母親も一緒に4人で取る食事

ハッキリ言って亀梨は料理の味なんてわからないくらい緊張していて

時々目の合う母親に愛想笑いをするのが精一杯

正直、理央奈や香理奈と話た内容なんて覚えてなくて

こんなに緊張してることが自分でも可笑しくなって笑えてくる。

「和也くん 食事終ったら車で送ってあげるから」

香理奈がそう言ったのに驚いた亀梨は

「いや 電車で帰るからいいです」と断ったのだが

「たまには乗らないと運転下手になっちゃうから付き合ってよ」と言う香理奈に

「久しぶりなんっすか?」と思わず言葉を返した。

「今 乗りたくないって思ったでしょ?」ちょっと怒ったように言う香理奈に

「いやぁ・・」苦笑いしながら亀梨は返事をした。

食事が終わり「じゃあ 送っていくよ」と香理奈が声をかけると

「鞄と上着、理央奈の部屋に置いたままだ ちょっと取ってきます」

そう言って亀梨は理央奈の部屋に向かい、理央奈も一緒に2階に上がった。

理央奈の部屋に入り、脱いでいた上着を羽織りながら亀梨は

「忘れ物ない?」って問いかける理央奈に「大丈夫」と返事をしながら

部屋をサッと見回し鞄を手にした。

「じゃあ 行こっか」そう言って理央奈がドアノブに手をかけた時、亀梨は

彼女の腕を引っ張り引き寄せ、振り向いた理央奈は彼の顔を見上げ

黙って目を閉じてドキドキしながらキスを待った。

小さなかわいいキスが何度か繰り返された後

亀梨は理央奈を抱きしめクスッと笑い

「ん?」って不思議そうに理央奈は彼の顔を見上げた。

それに気付いた亀梨は「何でもない」って呟いて、理央奈を体から離し

「帰るよ」ってもう一度小さなキスを落として部屋を出た。



亀梨を送っていく車の中 香理奈が亀梨に聞いてきた。

「すっごい緊張してたでしょ?」

「それは、・・・・・・・まぁ」照れくさそうに返事をする亀梨に香理奈は

「お母さん 和也くんの事嫌ってはないと思うよ」と言いながらタバコに火をつけて

「あっ吸う?」と亀梨にタバコを差し出した。

「お姉ちゃん」そう言って怒る妹に「タバコくらい吸うでしょ?」と香理奈が言うと

「えっと・・・今は、やめました」と亀梨はバツが悪そうに答え

「高校生で禁煙ね」そう言って香理奈は笑った。

「お姉ちゃん お母さんが和也くんのこと嫌ってないってホント?」

「カンだけどね・・・・ホントに嫌ってたら、あたしが助け舟だしても

 和也くん家に入れること許さなかっただろうし、夕飯も食べさせなかったよ

 嫌ってるんじゃなくて、ただ理央奈が心配なだけだと思うよ

 だから、あんた達約束だけは守っていきなさいね」

香理奈は二人に諭すように話した。

そして「タバコ買ってくる」そう言って亀梨の家の近所のコンビニの駐車場に車を止め

香理奈は「おやすみのチュ~するんなら、今のうちにしなさいよ」って

笑いながら車を降りてコンビニに入って行った。

「お姉ちゃ~ん」呆れたように怒る理央奈に亀梨は

「香理奈さん ホントすげぇな」って笑いながら理央奈の手を握って

「する?」って声に出さずに聞いてきて、理央奈は恥かしそうにしながら

「うん」って頷いて彼に寄り添って目を閉じた。

そして優しいキスを交わした後、二人で顔を見合わせてクスッと笑って

理央奈は亀梨の肩にそっと頭を乗せて、彼と一緒にいられる幸せを噛み締めた。




自分の家に着き車から降りた亀梨が

「送ってもらって、すみません。ありがとうございました」と香理奈にお礼を言うと

彼女は亀梨に手招きをして彼を呼んだ。

亀梨にしか聞こえないような小さな声で

「お子ちゃまと付き合うの大変だろうけど、妹をお願いね

 でも子供って思いも寄らないような行動に出る時あるから気をつけてね」って

香理奈は笑って囁いた。

亀梨はどう答えて良いのか困って笑って誤魔化しながら

「おやすみなさい」と頭を下げ、理央奈に「またな」って手を振り

「明日の放課後 駅前で待ってるね おやすみ」

理央奈がそう言った所で香理奈は車を発進させた。

「お姉ちゃん 和也くんに何言ったの?」理央奈の問いかけに香理奈は

「内緒!」って笑って答え

理央奈は少し拗ねたように「何かムカつくな」って頬を膨らませた。

「ねぇ 理央奈」そう言って香理奈はマジメな顔をしてバックミラー越に妹を見て

「あなたみたいな子が、彼と付き合うのは大変だよ」って呟き

「どうして?」って不安そうな顔をする妹に話しを続けた。

「理央奈は彼が初恋で、初めての彼だよね

 でも和也くんはそうじゃないよね?

 分かってると思うけど女性経験だってあると思うよ。

 そんな彼の過去 理央奈全然気にしないって言える?

 それにかなりモテるタイプだと思うし・・・・

 これから先、その事で傷つくことも出てくるかもしれない

 それでも、彼の言葉を信じて、今の彼だけを見て愛していける?」

「気にならないって言ったら嘘になる

 彼が色んな人と付き合ってたらしいって事は聞いてるし、実際モテるし・・・

 自分が子供だってことも分かってる

 彼にふさわしくないのかな・・・・って思ったりもする

 だけど、和也くんが好きって気持ちは嘘じゃないし

 どんなに傷ついても彼の・・・・・・・・・・彼の傍にいたいの」

そう言って理央奈は声を詰まらせ俯いた。

「そう 理央奈に傷つく覚悟があるんなら、お姉ちゃんもう何も言わない

 応援してあげるから、がんばりなさい」そう言って涙を拭う妹を

バックミラー越しに見て、香理奈は妹の初恋を応援しようと、もう一度心に決めた。



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  • 彼氏。
  • こんばんは。
    ひらりさん、こんばんは。お久しぶりです。
    今日は...お泊りです。いや...弟も一緒(笑)娘っ子のパパがスキーに行くから便乗です!!明け方から行くから泊まりなさい...って。今年....初のスキーなんで楽しみです。
    ....が、『あなた...子守よ!』って言われました。
    娘っ子の弟、妹....『マジ?ですか?』って言ったら、『嫌ならお留守番する?』」って...Sです。

    いいかんじの二人ですね。やっと...安心して読める?でも
    まだまだ...何かがありそうな気配。
    香理奈さん....置き換えたら...(笑)読みながら顔面火照りました。『何、赤くなってんの?えぇ~妄想?』って突っ込まれました。もう...cocoloには敵いません。

    昨日はバレンタイン....この二人にバレンタインの時の物語はないんですか?きっと....かわいい感じになるんでしょうね。
    その前に..クリスマスか。

    『それでも彼の傍にいたいの...か。』
    思ってくれたから...今、一緒にいるのかな?俺達。
  • えみりん
  • こんばんわ。
    いいですねv-252かわいいです・・・
    でもそれ以上に和也が素敵ですv-238
    ますます・・・・和也が好きになります(笑)
    クスって笑う所が・・・・特にいいですねv-238

    ひらりちゃん完全複帰でよかったですv-20
  • かっこいい彼氏ちゃんへ
  • 二度目のお泊りおめでとう!(笑)
    あたしスキーやったとないんだよね~!
    あははは 子守の為に連れて行かれるんだ?
    まぁ 娘っ子ちゃんと一緒にいられるだけでOKと
    諦めてくだパイ
    cocoloちゃん そのSっぷりOKよ(笑)

    そりゃ まだまだありますよ~!
    だって先の長い話だもん いろいろねぇ~(笑)
    ところで何を妄想したの?
    顔を赤くするってどんなのよ~
    そこを細かく説明してくれないと困るわ(笑)

    クリスマスもバレンタインもあるじょ~!!!

    いいねぇ 青春って感じで!
  • えみりんへ
  • ラブラブかわいい感じで書けてる?
    よかった~(≧∇≦)~~*
    あたしの話で益々好きになってるのね
    ぐふふふ 嬉しい(*^^)v
    亀ちゃんのあの笑い方好きなんだよね

    心配かけてごめんね~!

  • haruru
  • こんにちは、hirariちゃん!
    今回のお話、とってもとっても好き!
    KISSシーン、可愛い!いいな!いいな!
    お姉ちゃん、いい人ね~!
    ホント、こんなお姉ちゃん欲しいよ!
    二人の応援団長だね!

    高校生位になると、母親には憎まれ口叩くのが普通なんだって職場の人に言われたの。
    正常に成長してる証拠だって。
    男の子ってそうなのね。
    寂しいけど・・・!

    hirariちゃん、執筆活動絶好調だよね!
    文才凄いなと改めて思いました!
    私は楽しく読ませて貰うばかりだけれど、本当にいつもありがとう!

  • haruruちゃんへ
  • 気にってくれたのね?
    うれしいわ~!(≧∇≦)~~*
    香理奈さんは最強の見方だよね!

    寂しいことだけど正常なことなんだって
    喜ばなきゃいけないのかな・・・・
    でも、やっぱり寂しいね(T_T)

    絶好調!だったけど
    4章が進まな~い( ̄∇ ̄;)
    ちょっとゆっくりしようかなぁ・・・・なんてね
    文才なんてないよ~!
    書いてて下手くそで凹んだりするんだよ(T_T)
    でも、やっぱり好きでやめられないんだよね
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    ホントに読めないんです。ごめんなさい。

    諸事情で隠しコメントは受け付けていませんし、コメレスもしていません。

    ごめんなさい


    ひらり
    プロフィール

       hirari

    Author:   hirari
    中1の男の子、小3の女の子の母です。

    亀ちゃんが好きすぎて息子に呆れられ、旦那に「うざい」と言われたちょっとアホな30代です。

    仁亀萌えしておりまして、腐った発言多々あります(笑)。

    今後もKAT-TUNと仁、両方を応援していきますのでよろしく!



    ひと恋の弘人で亀堕しました。

    めっちゃ長い「ひと恋」感想、小説「さがしもの ~弘人と菜緒~」など書いてますので、良かったら読んでやってくだパイ。


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    ~果たされた約束~

    魂での亀ソロを見て頭の中に浮かんで来たストーリーを小説にしてみました。

    切なくて甘いお話です。

    良かったら読んでみてください。


    -- E N D --
    .
    .
    オリジナル小説
    趣味で始めた小説
    まだまだ下手くそですが、少しづつ書き続けていくので良かったら読んでください。

    「さがしもの 弘人と菜緒」
    ≪ 全25話+特別編 ≫

    「あなたの笑顔 わたしの涙」
    ≪ 全58話+番外編 ≫

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    ≪ 全34話 ≫

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