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あなたの笑顔 わたしの涙 ≪ 35話 ≫
次の日の3時 補習の終わった亀梨が理央奈を家に迎えに行くと

マキと涼子が一緒に出てきて

「お前らまだいたんだ?」って驚いたように亀梨に言われ

「今から帰りますよ お邪魔でしょうから」ってマキはわざと嫌味っぽく告げ

「別にそんな意味で言ったんじゃねぇよ」って亀梨は口ごもった。

「じゃあ あたし達帰るね」ってマキと涼子は玄関を出て行き、亀梨は

「俺 来るの早すぎた?」と理央奈の方を向き

「そんなことないよ」って彼女は嬉しそうに微笑んで彼に渡すプレゼントの入った

紙袋を手にして、亀梨と手を繋ぎ外に出た。

「あのさ 今日うち来てくんね?」顔をそむけるようにして言う亀梨に

「いいけど、なんでそんな言い難そうに言うの?」って理央奈は不思議そうに聞いて

「・・・・・おふくろが、お前に会いたいってうるせぇんだよ」って

照れくさそうに、気まずそうに亀梨は答え

理央奈は嬉しくてニヤケそうになる顔を隠しながら、小さく「うん」って返事をした。

亀梨の家に向かう為に電車に乗った二人

平日の昼間の車内 チラホラと席は空いているものの二人は席には座らず

入り口のドア付近に立ち、寄り添うようして話しながら

理央奈は前に一緒に乗った電車での出来事を思い出していた。

一歩踏み出せば彼の胸に飛び込めそうな距離にいながら、

触れることさえも出来なかったあの時、不安ばかりが大きくて

こんな風に当たり前に彼に触れられる日が来るとは思っていなかった。

彼と繋いだ手の温もりも、柔らかで暖かい唇の感触も、思っていたより広い胸も

微かにする甘い香りも、今はとても近くで感じることが出来きる。

そして、もっと彼を近くで感じたいと思い始めた

今まで気付くことのなかった自分の中の激しい想いに戸惑いを感じ

亀梨の肩に顔をうずめるようにして小さくため息を漏らした。

自分の肩に顔をうずめるようにして体を預けてきた理央奈の腰に

亀梨は優しく腕を回して「どうした?」って甘く優しい声で囁き

理央奈は小さな声で「大好き」って呟いて、亀梨の服をギュッと握って瞳を閉じた。

亀梨は「こんなとこで言うなよ」って呆れたように言いながら彼女の髪を優しく撫で

おでこに小さなキスを落として照れくさそうに顔をそむけて笑った。



亀梨の家に着いた二人は母親のいるリビングに向かい

ソファーに座っていた母親に亀梨は彼女を紹介した。

理央奈を見て少しビックリしている母親に亀梨は

「なんで驚いた顔してんだよ?」って問いかけ

「和也がこんなマジメそうな女の子連れてくると思ってなかった」と

母親は口をぽかんと開けて理央奈を見ていて

「うるせぇよ」って亀梨は呆れたように首を傾げながら、隣にいる理央奈を見ると

彼女も亀梨を見ていて、二人でクスッと笑い合った。

「俺 着替えてくんな」そう言って亀梨は2階の自分の部屋に向かい

理央奈と二人きりになった母親は「あたし失礼なこと言っちゃったかしら?」と

申し訳なさそうに彼女に謝った。

「そんなことないですよ」そう言って微笑む理央奈に母親は

「正直ホッとしたわ もっとギャルって言われてるような子連れてくると思ってたから

 どう接していいのか困ってたのよ」と言いながら

コーヒーを入れるためにキッチンに向かった。

暫くしてリビングのドアが開き妹の紗耶が入ってきて

ソファーに座っている理央奈に

「ホントに来たんだ」ってけげんそうな顔をして言うと

「そんな言い方すんなよ」と紗耶の頭をポンと叩きながら亀梨が帰ってきて

「理央奈 部屋行こう」と彼女を自分の部屋に誘い、母親に

「それ(コーヒー)部屋に持ってきて」と声をかけた。

母親に小さく頭を下げてる理央奈を妹の紗耶は気に入らないって顔で睨みつけ

理央奈は戸惑いながら亀梨の後ろをついて2階に上がり彼の部屋に入った。

「ごめんな 紗耶の態度悪くて」亀梨が謝ると理央奈は

「紗耶ちゃん ホントにお兄ちゃんが好きなんだね」って少し懐かしそうにこぼして

亀梨の部屋をキョロキョロと見回し「お前 キョロキョロしすぎ!」って

彼に呆れられたように怒られた。

そしてベットにもたれるようにして床に座った亀梨は、自分の隣をトントンと叩き

理央奈に隣に座るように促し、理央奈は黙って彼の隣に座った。

「結局 イブもクリスマスもデート出来なくてゴメンな」

「謝らなくていいよ それに昨日ホントに楽しかったし」そう言って笑う理央奈に

亀梨がキスしようとした時、いきなり部屋のドアが開き

妹の紗耶がコーヒーを持って入ってきて「お前 ノックぐらいしろよ」と亀梨が怒ると

「急に入ってきて困るようなことしてんの?」とイライラしたように妹に言われて

「そんなんじゃねぇよ」って答えながら、亀梨は理央奈を見て優しく微笑み

兄のそんな表情を見て紗耶は怒ったように、テーブルにコーヒーを置いて

バタンと部屋のドアを閉めて出て行った。

「ごめんな」そう言って謝りながら亀梨が、テーブルの上のコーヒーを手にして

フーっと息を吹きかけながら、ブラックのまま飲むと理央奈は

「和也くん お砂糖使わないんなら、ちょうだい」と言って亀梨の砂糖を取り

自分のコーヒーにミルクと砂糖を2本入れ、スプーンでクルクルとかき回した。

「お前 それ甘すぎだろ!」

「コーヒーは甘いのが好きなの」

「お前は子供かよ」そう言ってクスッと笑う亀梨を

「ねぇ 和也くん あたしってそんなに子供かな?」って理央奈は真顔で見つめた。

理央奈の少し怒ったような、でも何処か不安そうな表情に亀梨は戸惑いながら

「理央奈 どうした?」って聞き返し、彼女は小さくため息をついた後

ゆっくりと今、不安に思っていることを口にし始めた。

「和也くん 前にあたしに触れるの躊躇った時あるよね?

 それって・・・・・・・・・あたしが子供だから?」

「え?違うよ お前の事そんな子供だなんて思ってねぇよ」

「じゃあ どうしてあの時『ごめん』って言ったの?」

「あの時って?」

「そりゃ ちょっとビックリしたけど、だけどあたしは嬉しかったんだよ

 なのに和也くんにキスした後『ごめん』って言われて、すごい悲しかった」

そう言って瞳を潤ませる理央奈

「違うよ もっとゆっくり進めばいいって思ってたのに、

 あの時、思わずあんな風にキスして、お前がビックリしたのが分かったし

 お前のペースに合わせなきゃって・・・・・・思って」

「あたしのペースって何?それって結局

 あたしが何も知らない子供だって思ってるからでしょ?」

「お前を子ども扱いしたつもりはねぇよ 

 ただ俺のペースで進むのは違う気がして、戸惑ってたのはホントだけど・・・」

そう言って亀梨は理央奈の頬を流れる涙を拭いながら

自分が思っていた不安を理央奈に告げた。

「ごめん 俺、理央奈がそんな風に不安になってるなんて全然思ってなかった。

 今思えば、お前に『好きだ』って言われた時

 俺はもうお前の事好きだったんだと思う

 ・・・・・・・・・・だけどそれを認めるのが怖かったんだ」

「怖かった?なんで?」

「お前は今まで俺の周りにはいなかったタイプで、素直で真っ直ぐで・・・・・

 俺みたいなのが触れちゃいけないんじゃないかって思った」

「どうしてそんな風に思うの?」

「お前が白過ぎてキレイ過ぎて、俺が触れたら汚(けが)しちまう気がして・・・・

 だけど、好きだって認めたらやっぱり触れたいって思ってしまう

 だから認めたくなかったんだと思うんだ」

「そんなのおかしいよ

 好きな人に触れたいって思うことも、触れられたいって思うことも自然なことでしょ?

 あたしは和也くんが思ってるほど、白くもないしキレイでもないよ

 でも、もしあたしが白だったとしても、和也くんに触れられて変わるのなら怖くないよ

 それにそれは、汚(けが)れるんじゃなくて染まるんだよ

 和也くんの色に染まるの あたしは和也くんの色に染まりたいけどな」

そう言って理央奈は亀梨の背中にそって腕をまわして

「確かにあたしは恋愛初心者で、まだまだ子供なのかもしれないけど でも

 いつか、和也くんがあたしを大人にしてくれるんだよね?」って

恥ずかしそうに小さく囁いた。

「お前 今それ言うなよ!」って亀梨は照れくさそうに怒りながら

理央奈をギュッと抱きしめて

「その日が来るまでに、覚悟しとけよ」って耳元で囁いて

彼女の耳にかわいく小さなキスをした。

すると理央奈は潤んだ瞳で彼の顔を見て

「別に今でもいいよ?」ってクスッと笑って答え

「だから~!!!!」って呆れながら、亀梨はまた理央奈をギュッと抱きしめた。

「まだしない」真顔で告げる亀梨に理央奈が「どうして?」って問いかけると

「約束を守ってから・・・・ちゃんと進路が決まるまでしない」って彼は答え

理央奈は「うん」って頷いて、手にギュッと力を入れて彼の背中を抱きしめた。

「でも、キスはいっぱいしてね」って甘えるように囁く理央奈の言葉に

「じゃあ 第一段階ってことで・・・」そう亀梨は呟き

彼女の唇に甘く深いキスを落とし

理央奈は彼の柔らかで熱い舌の刺激に身を任せ

二人はお互いの気持ちを何度も伝え合った。 


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  • mimi
  • 「汚れるんじゃなくて、染まる・・」
    くぅお~~~~~~~!!
    なんてすばらしい表現!!
    二人の素敵な情景が目に浮かんだよ~~ん!!
    あの日まで・・我慢する(笑)

    私は・・和也に汚されたい・・いや汚したいわん!!

  • mimiちゃんへ
  • 和也に染められたいんだけど
    どうすれば良い?
    もう白じゃないから無理?(笑)

    あの日まで我慢するんだね
    焦らしプレイでイクんだね(笑)
    了解しました(*^^)v

    やっぱりmimiちゃんは Sだねぇ
    あたし和也ならどっちでもいいわ~!
  • のんぴー
  • “あ~なたぁ~が望むなら わたしなにをされてもいいわぁ“ って歌詞が 昔あったとさ。
    あぁ、ひらりちゃんのお年じゃ 知らないかぁ……。
    <和也くんに触れられて 変わるのなら 怖くない>
    で、 思い出したわ 山口百恵さんのうた。
    そう、太古の昔から 女は好きな人には
    何でも捧げちゃうのよ……。ぐふふ…
    でもね、 ここで質問しても いいかしら?
    34話の彼氏さんや 娘っ子さんのコメにもあって
    以前から 知りたかったんだけど。
    今の女子高生は 親の前でも 
    その類の話は ご法度では 無いのぉ?
    あたしの時代(ごめん、何十年も前) そんなこと 親の前では絶対タブー!!
    結果 陰でコソコソって事には なってたけどね。
    時代は 今 すっかり オープンになっちゃってるのぉ?
    あ、 めんどっちかったら スルーしちゃってね~ん。

    毎回 ほんとに楽しみにしてるよん。
    恋愛ドラマ大好きなんだも~ん。
    日によって 弘人にダブらせてみたり…いろいろね。

    新しいテンプレートも 明るくてきれいね。
    すっごい好きな色だわぁ。
  • のんぴ~ちゃんへ
  • その歌知ってるよ~!
    リアルではないけど、懐メロ?とかで聞いたことある
    太古の昔って(笑) いや そうなんだけどね(笑)

    昔よりはオープンにはなってるかもしれないけど
    cocoloちゃんちは特別だよ きっと!
    違うかな?
    でも影でコソコソするよりいいのかなぁ。。。
    なんて思うんだけどな
    どっちがいいのかね?
    あたしはオープンで行きたいけど
    子供が大きくなったらどうするかな?

    時々弘人が出てきたり、竜が出てきたり
    二人を足して割った感じかしら?
    この和也くんは・・・・

    あたしのように爽やかでしょ?
    あれ 違う?
  • rura
  • No title
    理央奈ちゃんの可愛い小悪魔さと和也が大事にしてるのが伝わります^^
    和也君、今まであんま伝えることしなかったから、理央奈には不器用でも伝えるようにしてるから、余計大事にしてるんだなぁと伝わってきました!!
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    申し訳ないのですが、分からないこともあるので。

    あとギャル文字は解読不可能なのでご遠慮いただきたいです。
    ホントに読めないんです。ごめんなさい。

    諸事情で隠しコメントは受け付けていませんし、コメレスもしていません。

    ごめんなさい


    ひらり
    プロフィール

       hirari

    Author:   hirari
    中1の男の子、小3の女の子の母です。

    亀ちゃんが好きすぎて息子に呆れられ、旦那に「うざい」と言われたちょっとアホな30代です。

    仁亀萌えしておりまして、腐った発言多々あります(笑)。

    今後もKAT-TUNと仁、両方を応援していきますのでよろしく!



    ひと恋の弘人で亀堕しました。

    めっちゃ長い「ひと恋」感想、小説「さがしもの ~弘人と菜緒~」など書いてますので、良かったら読んでやってくだパイ。


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    魂での亀ソロを見て頭の中に浮かんで来たストーリーを小説にしてみました。

    切なくて甘いお話です。

    良かったら読んでみてください。


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    .
    オリジナル小説
    趣味で始めた小説
    まだまだ下手くそですが、少しづつ書き続けていくので良かったら読んでください。

    「さがしもの 弘人と菜緒」
    ≪ 全25話+特別編 ≫

    「あなたの笑顔 わたしの涙」
    ≪ 全58話+番外編 ≫

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    ≪ 全34話 ≫

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